私が今海外で生活できているのはなぜか?海外で自由に生活するために何をしたのか?
海外で自由に生活するための方法と、海外にいながらどの程度の収入を得ることができるのかを私自身を例として紹介します!
場所にとらわれない生活をする
なぜ私がこの考えに至ったのか。
元々私は、日本で高齢者介護関係の仕事をしていたのですが、20代後半でワーキングホリデーで渡豪、帰国後すぐに30代前半の頃に友人とともに介護保険関係の職種で起業するなど、同職種の他の人とは少し変わった道を歩むのが好きでした。
そんな私が、現在場所にとらわれずに生活をできるようになるまでの道筋と、現状の生活のリアル(お金のことなど)を書いていこうと思います。
どなたかがご自分の人生を考える時に、一つの参考になれば幸いです。
どうして海外で自由に生活したいと思ったか
海外で生活したいと思った理由。
それは、私がやりたいと思ったことを実現するには、「自分が生きるための収入を確保する」「場所にとらわれないで仕事をする」ことが必須だったからです。
私が長らく携わってきた介護の仕事。日本で起業した事業を手放すことになり、その後ご縁がありベトナムで日本語と介護の教師として5年間働いていました。
ベトナムにはまだ高齢者の人権をしっかりと考えて運営できている老人ホームがない、いわゆる「介護の概念」が乏しい状態であること(「介護」ではなく単なる「お手伝い」の文化)。このとき教えていた学生たちが日本で介護士として働き、ベトナムに戻ってきた時にその技能を生かせる場所がないこと。この2つの理由から、『ベトナムで「介護」を広めたい』『先駆的に「介護」を知った教え子たちといっしょに働きたい』と思ったことからすべてが始まりました。

といっても、介護保険のないベトナム。そして、世帯平均月収が日本円になおすと5万円ほどの国。
自分のやりたいことをやるにも、それだけを仕事とするのであれば実現できない。そう思い、「場所にとらわれない」「生活できる収益を確保」を実現できる仕事を探し始めることになります。
ベトナムでの高齢者介護事業が、「仕事」から「夢」(自分の収益を見込まないので趣味に近い)になり、それ以外で生活費を稼ぐ「仕事」を見つけなければと決意しました。
オンラインでできる仕事探し、何を仕事にするべきか
その時に、最初に考えたのがPC一つで仕事ができるプログラミングの仕事。
YouTubeやblogなどを見漁って情報を探しましたが、プログラミング、Web制作、Webデザイン、動画編集、他にもSNS運用やLine構築などの仕事があることを知り、それらの中から考えることに。
自分の向き不向きを考えて、
初心者からでもできそうな、Web制作・Webデザイン・動画編集どちらかにしようと絞りました。そして、Web制作・Webデザインのほうが潜在顧客が多そうなこと、動画編集はPCスペックが必要になりPCにお金が掛かりそうなこと、自分にはデザインセンスがないことを理由に、最終的にWeb制作に決めました。
どうやって学習をした?
Web制作を仕事にすることにしても、正直何を勉強していいのかもわからないので、オンラインスクールを探し始めました。
私が学習を始めた当時は、Web制作のオンラインスクールは高価なところばかり。しかも、簡単にお金を稼げるようなことばかりをうたっていて、なんだか怪しい。
そんな時に出会ったのが、今ではメンターもさせていただいているWebスキル特化型オンラインスクール「デイトラ」。コロナになる直前くらいだったと思いますが、当時はYouTubeで「30 Days Trial」という名前で無料で学習動画を公開していたため、それが目に留まりWeb制作を仕事にするまでの流れを調べ始めることに。
さて、その動画を始めようと思った矢先、無料期間が終わり「デイトラ」サイトがローンチされ、焦って課金したのを覚えています🤣
それでも他のスクールとは一線を画す安さで、しかも内容もしっかりしていて質問回数無制限のメンターサポートまで付いていて、安心して受講できました。
どのくらいで仕事が取れるようになったか
私の場合は、コロナで家に閉じこもっている時に、仕事をせずに学習のみをしていたこと、現在のデイトラの教材よりも分量が大分少なかったことから、半年ほどでWeb制作の学習をほぼ終えて(厳密に言うと最終課題終わっていません)、その時デイトラで新たに出たShopifyコースを受講し数週間でコースを終え、思い当たる知り合いにひたすら営業。
知り合いからたまたまEC構築のお仕事をいただいたのが最初。
その後も知り合いの社長に「EC ✕ 補助金」の提案をしてお仕事いただきました。
厳密には覚えていませんが、学習開始から約半年で仕事につながりました。
今思うと、学習がすべて終わっていなかろうと、収入がないことに焦っていて、ひたすら営業を行ったことが功を奏したと思います。
Web制作フリーランスとして仕事をするにあたっていちばん大変なのは営業活動。
自分の技術力を不安に思い、永遠に学習を終えられない方をたくさん見てきましたが、いくら学習でできるようになっても実務では学習では経験しないようなことがたくさん起きるものです。ある程度学習が進んだら、あとは実務をしながら覚えることを頭に置いて、できるだけ早く仕事を取りに行くのがフリーランスになれるかなれないかの分かれ道だと思います。
大変な学習のあとに、自分で仕事を取ってくるという大きなハードルが待っていますが、ここが「時間にも場所にも囚われない生活」が実現できるかどうかの最大の壁です。
デイトラではコミュニティがあり、コミュニティ内で学習期間の悩みやお仕事を取る段階での悩みを相談できる場所があります。オフラインで合うことのない学習、コミュニティで仲間を見つけることができるというのも他のオンラインスクールとの違いだと思います。
私自身、コミュニティに参加して多くの仲間ができ、お仕事を紹介してもらったり、紹介したり、協業したり。また、お仕事の相談ができる仲間もここで見つけました。
Web制作フリーランスはどのくらい稼げるのか
あくまで一例ですが、私の収入を例にしてお伝えすると
・Web関係の固定収入:月20万円程度
自分で作ったWebサイトの保守/ECサイトの運用支援/Line運用支援/メンターなど
⇒Webサイトの保守やECサイトの運用支援は、自分が制作したサイトをそのまま任せていただくことが多いため、エンドクライアント様のWeb/ECサイト制作を主の仕事にしてこの部分まで巻取り「固定収入とできるようにする」というのが、海外生活を見据えた私の戦略です。数年かけて、キャンセル等のほとんど発生しない固定費が、ある程度増えたことで安定した生活が実現できました。
今後もこの部分を少しずつ伸ばしていきたいです。
・Web関係の制作費用&業務委託:月0-80万円
HP制作/EC制作/業務委託をしている会社さんとのお仕事など
⇒直近でもあったのですが大きな業務委託が急に切れて収入が激減することがあったり、大きな案件を任せていただいて単発で大きな入金があったりすることもあるので、ジェットコースターに乗っているようなアップダウンがあります。かなり波があるのでここの収入を当てにしないでも生計を立てられるように考えています。
・その他の収入
フリーランス関係以外の収入になってしまうので公開はしませんが、私の海外事業に投資してくださる会社の正社員としても働いている形を取らせてもらっており、給与は多くはないですが、社会保険を払ってもらい給与もいただいています。
私のような固定費メインで収入を構成するではなく、Web制作会社さんなどとガッツリと組んで、毎月かなりの時間お仕事を行い、月に百数十万稼いでいる方もいらっしゃいます。
会社員として働く以上に働いて、収入を高くすることができるのもWeb制作系のフリーランスの仕事の良いところだと思います。

海外で生活することのススメ:海外での生活費
私がお勧めしたい生活の仕方がこちら。
収入は高くなくてもいいので生活費の安い国で生活することで、結果的に収支バランスが良くなる
私はいまベトナムで、Web制作フリーランス/オンラインで働く会社員として、場所に囚われないでデジタノマドのような生活をしています。(ベトナムでの事業はライセンス取得などに半年程度かかるため、現状は場所に縛られる仕事はしていません)
ノマド生活ができることのメリットとして、生活費が安い国を拠点とすることで、収入が少なくても生活に余裕ができることです。
私はたまたま御縁のあったベトナムを生活の拠点にしていますが、ベトナムはアジアでも物価が安い国の一つ。このベトナムでの私の生活費はだいたい以下のような感じです。
もちろん生活費だけではなく、場所を選ばず仕事ができるのも大きなメリット。
来月は数日間中国へ、再来月はタイかインドネシアかカンボジアで1ヶ月滞在予定。でもジョージアも行ってみたいなー。

・家賃:4万円
35㎡位の新築ワンルーム(家具家電付き)、光熱費・wifi込み
・食費:3万円
全てGrab Food(Uber Eatsと同じサービス)
・交際費:1万円
外出時のタクシー代も含む。
・雑費:5,000円
生活用品など。
合計8,5万円(自炊したら7万円くらい?)
生活の質を大きく変えず、日本での生活費から1/2以下に。。
まとめ
海外でのんびり暮らしたい、ストレスの少ない仕事をしたい、金銭的・時間的に自由になりたい、自分のやりたいことを叶えるための収入源にしたい、理由はそれぞれ何でもいいと思います。
方法も、投資でもFXでも何でもいいと思います。経済的、時間的、場所的に自由になる手段として「Webスキル」というものがあるということ、それを知り、ご自分の人生を考える時の一つの参考になれば嬉しいです。
「Webスキルを身につけることで自分の思いが形になる」
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